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交通事故被害相談@船橋

治療を受けても痛みが残った場合の対応

  • 文責:所長 弁護士 鳥光翼
  • 最終更新日:2024年1月10日

1 治療を受けても痛みが残ってしまった方の後遺障害申請

治療を受けても痛みが残ってしまった場合には自賠責保険会社に対する後遺障害申請を検討する方もいらっしゃると思います。

後遺障害が認定された場合には、一般的に、後遺障害慰謝料や後遺障害逸失利益が認められます。

後遺障害が認定されるか否かによって賠償金が100万円単位で変わることも少なくありません。

また、認定される後遺障害等級によっては、1000万円単位で賠償金が変わることも少なくありません。

適切な後遺障害等級を獲得することが適切な賠償金を得るためにとても大切です。

2 後遺障害申請を保険会社に任せてよいのか?

後遺障害申請の方法には、任意保険会社経由で申請する事前認定と被害者が直接申請する被害者請求があります。

任意保険会社経由で申請する場合には、最終的に提出される書類の確認ができないため、実際の症状とは異なる記載のある書類や誤解を招く記載のある書類を提出されてしまうことがあります。

任意保険会社経由で申請する場合には、適切な後遺障害等級が認定されないこともあるので、被害者請求による後遺障害申請がおすすめです。

3 後遺障害申請前にチェックすることが大切

自賠責保険会社による後遺障害の審査は、書面審査が中心になるため、適切な書面を作成し、場合によっては、必要書類ではない誤解を招く記載のある書類は提出せずに申請していくことが大切になります。

たとえば、骨折を伴わない打撲・捻挫の被害者で、首の痛みが残ってしまった場合に、実際には常時痛であるにもかかわらず、常時痛ではないものと誤解を招く記載がある場合には、必要書類ではない場合には提出しない方が良いことになります。

また、必要書類である場合には、修正依頼するなど適切な対応を行うことが考えられます。

4 治療を受けても痛みが残ってしまった方は

後遺障害申請は、適切な知識を取得し、そのうえで、適切な対応を行うことが大切になりますので、お悩みの方は、後遺障害に詳しい弁護士への相談がおすすめです。

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